日本肝炎デーの普及啓発活動を行いました。

2023年7月27日福山駅南口、2023年7月28日広島駅北口ペデストリアンデッキにて、広島県と共同で日本肝炎デーの街頭啓発活動を行いました。「肝炎ウイルス検査は受けましたか?」ののぼりのもと、「気がつかないうちに肝がんに!?」啓発資材を配布し、肝炎ウイルス検査により早期発見、早期治療により肝がんになるリスクを下げられること伝えました。

AASLD 2022(米国肝臓学会)のAASLD-COLDA Networking Sessionに当センターの研究員 Serge Ouobaさんが招待され、ブルキナファソ農村部の妊婦の HBV 感染について発表しました。

The Liver Meeting 2022 of the American Association for the Study of The Liver (AASLD) was held on 4-8 November 2022 in Washington, DC, USA. 

During the conference, a joint networking session was organized by AASLD and the Conference on Liver Disease in Africa (COLDA) organizing committee on November 6, 2022, to present the results of hepatitis research in Africa.  

Serge Ouoba, a Doctoral student at the Department of Epidemiology, Infectious Disease Control and Prevention, Hiroshima University, was invited as a speaker at this session to present a study conducted by Prof. Junko Tanaka on HBV infection in pregnant women in rural Burkina Faso, West Africa.  

This study showed that HBeAg does not accurately predict high HBV DNA in genotype E, which is predominant in West Africa, and that point-of-care viral load tests are required for Africa. 

第 77 回国連総会のサイドイベントSolidarity for Hepatitis Elimination: A Call for a UN Group of Friends. にて田中純子センター長が発表しました。

2022年9 月20日、第 77 回国連総会のサイドイベント“Solidarity for Hepatitis Elimination: A Call for a UN Group of Friends.”が開催されました。このイベントには、各国より保健大臣、国連の常任代表、肝炎プログラム コーディネーター、国際パートナーなど、20 か国以上から参加者が集まりました。日本からは当プロジェクトセンターの田中純子センター長が参加し、日本におけるHepatitis Eliminationの現況について報告しました。

カンボジアにおける妊婦を対象とした肝炎ウイルス母子感染状況把握のための前向き血清疫学研究の調査を実施しました

2022年8月11-12日カンボジア シェムリアップにてカンボジアにおける妊婦を対象とした肝炎ウイルス母子感染状況把握のための前向き血清疫学研究の調査を実施しました

 

日本肝炎デーの普及啓発活動を行いました。

2022年7月28日広島駅北口ペデストリアンデッキにて、広島県と共同で日本肝炎デーの街頭啓発活動を行いました。「肝炎ウイルス検査は受けましたか?」ののぼりのもと、「気がつかないうちに肝がんに!?」啓発資材を配布し、肝炎ウイルス検査により早期発見、早期治療により肝がんになるリスクを下げられること伝えました。

日本肝炎デーの普及啓発活動を行いました。

 世界保健機関(WHO)は2010年、世界レベルでのウイルス性肝炎の蔓延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染防止の推進を図る目的で7月28日を世界肝炎デーと定め、肝炎に関する啓発活動などの実施を提唱しました。そこで我が国でも、7月28日を日本肝炎デーと定め、毎年この日を含む月曜日から日曜日までの一週間を「肝臓週間」とし、肝炎に関する集中的な普及啓発を行うこととしています。

 令和元年度は7月22日から28日が肝臓週間で、7月26日(金)には、広島駅南口広場にて、肝炎ウイルスの受検などの呼びかけを行いました。

 また、広島県立図書館では、肝炎に関する資料展示を行っています。
世界・日本・広島の肝炎に関する出来事をまとめた年表や資料の展示のほか,肝炎に関する図書館の本の展示・貸出があります。夏休み期間も展示しているので,ぜひお立ち寄りください。
 ※期間中に展示内容を入れ替えることがあります。
期間 6/18~9/1 (月曜休館)
時間 土・日 9:30~17:00,火~金 9:30~19:00
場所 広島県立図書館 展示スペース

5歳児のB型肝炎ウイルス陽性率を1%以下とするWHO目標をカンボジアが達成。広島大学が国際共同大規模疫学調査で実証しました ~途上国での肝炎対策「見える化」のモデルに~

田中純子教授(広島大学大学院医系科学研究科 疫学・疾病制御学)らのグループはカンボジア健康科学大学、カンボジア保健省、WHO西太平洋地域事務局(WPRO)、WHOカンボジア、米国CDCの参画を得て、国際共同研究プロジェクトを構築し、2017年2~4月にカンボジア全土で小児と母親を対象としたB型肝炎ウイルス感染状況に関する大規模血清疫学調査を行いました。
WHOは2030年までに、世界で4億人が感染していると推計されるウイルス肝炎の排除を目標に掲げ、各国で取り組みが行われています。今回の血清疫学調査研究の結果、カンボジア王国の5歳児のB型肝炎ウイルス陽性率は約0.56%であることを示し、WHO/WPROが2017年までの目標とした1%以下を達成していることを明らかにしました。この研究成果によって、WHO/WPROは今年6月にカンボジア王国の目標達成を正式に認定するに至りました。
本調査研究は、途上国におけるウイルス肝炎の現状と肝炎対策の効果を「見える化」し、科学的に評価するためのモデルとなる可能性を示唆するものです。

プレスリリース情報はこちらをご覧ください。

日本肝炎デーの普及啓発活動を行いました。

 世界保健機関(WHO)は2010年、世界レベルでのウイルス性肝炎の蔓延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染防止の推進を図る目的で7月28日を世界肝炎デーと定め、肝炎に関する啓発活動などの実施を提唱しました。そこで我が国でも、7月28日を日本肝炎デーと定め、毎年この日を含む月曜日から日曜日までの一週間を「肝臓週間」とし、肝炎に関する集中的な普及啓発を行うこととしています。

 平成30年度は7月22~29日が肝臓週間でした。 広島県が主催で街頭啓発活動を行ったほか,医療機関が独自に入院患者への啓発を行うなど,県内各所で啓発活動が行われました。

【街頭啓発活動の内容】
・日時 7月28日(土) 15:00~
・場所 マツダズームズームスタジアム,広島駅前広場(南側)
・内容 アストロビジョンでのムービー上映,啓発資材
    (チラシ,ウェットティッシュ)の配布

◇のぼり旗
◇スタッフTシャツ

公開セミナー「カンボジアにおけるB型肝炎ウイルス(HBV)の母子感染防止を目指した大規模血清疫学調査研究の成果~広島大学、カンボジア健康科学大学、カンボジア保健省、WHO、CDCの国際共同研究プロジェクト~」を行いました。

◇プログラム◇
講演1 
「Overview of National Immunization Programme and hepatitis B
 control goal in Cambodia」
 Md.Shafipul Hossain( WHO Country Office, Cambodia, Technical Officer)

講演2
「カンボジアにおけるB型肝炎ウイルス(HBV)の母子感染防止を目指した
 大規模血清疫学調査の概要」
 田中純子(広島大学大学院医系科学研究科 疫学・疾病制御学教授)

講演3
「WHO西太平洋地域におけるワクチンで予防可能な感染症の対策:
 B型肝炎を中心として」
 高島義裕(WHO 医務官)


広島大学、カンボジア健康科学大学、カンボジア保健省、WHO、CDCの国際研究プロジェクト B型肝炎ウイルス(HBV)の母子感染防止を目指す大規模な血清疫学調査をカンボジアでスタートしました。

2017 年3 月から、カンボジア健康科学大学、カンボジア保健省、WHO、CDC の国際共同研究プロジェクトと共同 で大規模な血清疫学調査に着手し、カンボジア全土で小児と母親のHBV 感染状況調査を開始しました。
この調査では、カンボジア全国の地域・村から一定の手順に従って5 歳以上の小児とその母親2,520 組をランダムに選び、HBs 抗原検査のほか質問票調査などを実施し、主な感染ルートの一つである母子感 染の実態を解明します。
WHO は2030 年までに、世界で4 億人が感染していると推計されるウイルス肝炎の撲滅を目標に掲 げ、各国で取り組みが行われています。カンボジアで全国的なHBV の母子感染調査が行われるのは初めてで、大規模疫学調査によって実効性のある感染防止対策の実施が期待されています。
 田中純子教授がこのプロジェクトの研究リーダーを務めています。

プレスリリース情報はこちらをご覧ください。

開発途上国における大規模血清疫学調査の国際共同研究-小児及び母親におけるB型肝炎ウイルス感染状況の把握-のご支援について

 このたび、WHO(WPRO)、カンボジア保健省、カンボジア健康科学大学、広島大学肝炎肝癌対策プロジェクト研究センターとの協力による国際共同研究を行うことになりました。

 WHO(世界保健機構)は、Viral hepatitis(ウイルス性肝炎)のelimination(排除)を2030年までに目指すことを目標として掲げ、2016年5月の本会議において採択しました。C型肝炎ウイルスに対する効果的な治療の開発と普及が後押しとなり、さらに世界中で肝炎・肝がん対策が進められることが期待されます。

 肝炎肝がん対策を実施するには、まず感染している人の割合を知ること、治療対象である感染している人を拾い上げることが重要です。しかし、発展途上国においては、標準的な方法により疫学調査を行うことが、なかなか難しい状況にあります。そこで、今回カンボジア全土における小児および母親を対象とした血清疫学調査、特にHBV感染に焦点を当てた調査を行う運びとなりました。この調査研究は、研究上重要であるだけでなく日本の国際貢献のひとつになると考えます。 本趣意をご高覧いただき、調査研究助成にご賛同いただきますようお願い申し上げます。

 お問い合わせは事務局または下記までお願い申し上げます。

>> 広島大学 寄附のご案内

日本肝炎デーの普及啓発活動を行いました。

 7月28日は日本肝炎デーです。

 世界保健機関(WHO)は2010年、世界レベルでのウイルス性肝炎の蔓延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染防止の推進を図る目的で7月28日を世界肝炎デーと定め、肝炎に関する啓発活動などの実施を提唱しました。そこで我が国でも、7月28日を日本肝炎デーと定め、毎年この日を含む月曜日から日曜日までの一週間を「肝臓週間」とし、肝炎に関する集中的な普及啓発を行うこととしています。

今年度は、東広島にてパンフレット及びポケットティッシュを配布し,肝炎ウイルス検査の受検勧奨を行いました。

・肝炎ウイルス検査受検勧奨のチラシ及びポケットティッシュ配布
 フジグラン東広島(東広島市西条町御薗宇4405番地)

◆のぼり旗      ◆パンフレット、ポケットティッシュ  HP用のぼり 20150725_150924

・肝炎ウイルス検査
 東広島市御薗宇地域センター(東広島市西条町御薗宇7200番地)
 費用:無料
 対象者:広島県に住民票がある方(ただし,広島市,呉市,福山市を除く)ですでに肝炎ウイルス検査を受検したことがない方,受検機会がない方
 定員:200名(150名は事前申込、50名は当日先着順)

日本肝炎デーのイベントを行いました。

7月28日は日本肝炎デーです。

 世界保健機関(WHO)は2010年、世界レベルでのウイルス性肝炎の蔓延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染防止の推進を図る目的で7月28日を世界肝炎デーと定め、肝炎に関する啓発活動などの実施を提唱しました。そこで我が国でも、7月28日を日本肝炎デーと定め、肝炎に関する集中的な普及啓発を行うこととしています。

今年度は、広島駅前広場(南口)で,パンフレット及びポケットティッシュを配布し,肝炎ウイルス検査の受検勧奨を行いました。

◆パンフレット、ポケットティッシュ

パンフレット ポケットティッシュ